土質改良プラントで建設発生土の再利用化|現場で利用される特殊機械

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振動篩機の仕組みについて

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建設発生土というのは、再利用化が困難なため残土処理を行う必要のある建設副産物でした。しかし、建設発生土の年間発生量というのは年々増加し、残土処理を行うことが困難になってしまったのです。その問題を解決するために、現場循環型工法という取り組みが考案され、その取り組みを元に土質改良機や粉砕機といった特殊機械が開発されました。それらの特殊機械というのは、不良土や汚泥、コンクリートガラ、転石といった建設発生土を再利用化することのできる特殊機械となっています。土質改良機は不良土や汚泥の再利用化に適しており、粉砕機はコンクリートガラや転石の再利用化に適しています。しかし、それらの再利用化を行う前には問題点を一つ解決しなければなりません。その問題点というのは、それらの建設発生土に混入してしまっている産業廃棄物です。産業廃棄物というのは、再利用することのできない建設副産物です。そのため、建設発生土と産業副産物は分別する必要があるのです。その分別を行う際には、振動篩機を利用すると良いでしょう。
振動篩機というのは、ふるい面を持った特殊機械です。このふるい面に分別を必要とする建設発生土を乗せ、稼働させることで振動が発生します。振動篩機は、2種類のウェイトにより振動を発生させます。この2種類のウェイトというのは、振動体の上部と下部に存在し、ふるい面に水平振動を発生させます。水平振動が発生すると、ふるい面に乗せられた建設発生土はふるい面状で回転します。その時、下部ウェイトも回転し、垂直振動を発生させるのです。その垂直振動により特殊な三次元運動が起こり、性状の違う建設発生土と産業廃棄物が分離するのです。振動篩機は高精度に建設発生土と産業廃棄物の分別を行えるため、再利用化には必要不可欠なものとなっています。